チベット・モンゴル仏像の部

長寿仏

阿弥陀如来の語源として、アミターパ(無量寿如来)、アミターユス(無量光如来)があり、さらに、不死をもたらす甘露という意味から甘露王如来や長寿仏ともいわれる。  西方浄土の教主にして広く信仰を集め、浄土教の成立をもたらす。一般に阿弥陀如来座像は一面二臂jの禅定印が多いが、長寿仏は阿弥陀如来九品来迎印の上品下生印となっている。