チベット・モンゴル仏像の部

聖天・歓喜天(ガナパティ)

ガナパティは「集団の主」という意味があり、インド神話では、シヴァ神とその妃パールヴァティーの息子とされているが、起源は非アーリア系の民俗神であったとも考えられている。 古くは、悪鬼たちのドンとして恐れられていたが、現在では逆の除災、財宝神として親しまれている。人身頭象の特異な姿は聖天・歓喜天として広く信仰されている。